上手な選び方 ~重要な6つのポイント~
鳩時計選びに迷ってしまったらこちらのページでいったん情報を整理してみましょう。
意外な発見や、選び方が見つかるかもしれません。
鳩時計選びはお電話でもご相談頂けます。どんなイメージの時計をお探しかお聞かせくださいませ。
鳩時計の選び方 目次
- ステップ1: 鳩時計は品質基準が重要です
- ステップ2: 2つのデザインの違い
- ステップ3: 2つのムーブメントの違い
- ステップ4: からくりアニメーションの違い
- ステップ5: 夜間鳴り止めの方式
- ステップ6: ご予算による選び方
鳩時計は気軽に相談できる店舗をお選びください。
鳩時計はドイツ・スイス旅行などでご購入されるお客様が多い伝統的なからくり時計ですが、帰国後すぐにうまく使えずにそのまま何年も箱に入れたままにしてしまう方も多いのは事実です。
現地のお店では言葉の壁もあるため説明不足になってしまい、長年お使い頂けるはずの機械が短い寿命で終わってしまう場合もございます。
(なお誠に申し訳ございませんが、森の時計オリジナル鳩時計は海外仕様と部品が異なるため、他店でお求めの鳩時計は弊社ではメンテナンス対象外となります。あらかじめご了承くださいませ)
ステップ1: 鳩時計は品質基準が重要です
鳩時計はモダンなものから手作りの物まで多種多様な鳩時計が現代では存在します。
森の時計では、ドイツにある有名な4社の鳩時計工房を中心に日本中のお客様に鳩時計をお届けしております。
←こちらのマークをご存じでしょうか?鳩時計選びにとって大変重要なマークです。
このマークは「ドイツ黒い森地方の時計協会」のトレードマークです。
伝統的な鳩時計作りを守る時計工房とその時計を扱う時計店のみが加盟できる団体で、本物の鳩時計を扱っている証として会員に付与されています。
伝統的な機械式鳩時計は品質基準をクリアしたムーブメントが使用され、また長期にわたるメンテナンスが可能である鳩時計の証でもあります。
森の時計の鳩時計を製造するドイツの工房も協会に加盟しており、代々受け継がれた木工技術と、生産方式の中で生産されております。また、私たち自身も技術者のいる鳩時計店として日本で初めて「黒い森の時計協会」に加盟しております。
ステップ2: 2つのデザインによる違い
鳩時計は大きく分けて2つのデザインがございます。
山小屋モデルと彫刻モデル
山小屋モデルは、家の形をしたからくりストーリー性がある魅力的な時計です。
電池式のモデルや、機械式時計などどちらのモデルでも作られております。
木こりがビールを乾杯するモデルや、まき割りをするモデルなどが定番のデザインです。
子供が遊ぶシリーズなどは現代に入ってから生産されております。
彫刻モデルとは、リンデンバウムの木のフレームに彫刻を施した鳩時計です。
重厚感のあるモデルから、シンプルなモデルまで様々なデザインがございます。
1800年代後半に行われたデザインコンペティションでグランプリを取ったモデルがきっかけで、各工房でこの種のデザインの時計が作られるようになりました。
かつては日本でも生産していたこともある、日本人にとってはなんとも懐かしい雰囲気もある時計です。
ステップ3: 2つのムーブメントの違い
鳩時計は大きく分けて、電池式(現代のクォーツ式ムーブメント)と機械式(オモリ式、歯車仕掛け)のムーブメントがございます。
時計は現代においては時間を見るための道具ですが、かつては装飾的な用途として使われてきた歴史があります。
鳩時計は古くは装飾として使われてきた時計です。文字盤は小さく作り、周りのデコレーションをメインにデザインされております。
デジタル社会では、テレビでも携帯でも時間がつねに身近にあるため、ドイツ鳩時計をお探しの方の多くは絵画を選ぶような感覚でお探しの方が多いかと思います。
そんな中、クォーツ式鳩時計は現代生活にマッチしたモデルとして1980年代頃から日本で作られ始めました。
ドイツでは1990年頃から少しずつモデルが増え、現在では数多くのモデルが存在しています。
ご用途に応じて、オモリを引いて使うアナログな時計か、時間を見る用途でもお使い頂ける電池式のモデルなどをお選び頂けましたら幸いです。機械式時計についてはこちらのページもご参照くださいませ。
ステップ4: からくりアニメーションの違い
山小屋鳩時計には様々なデザインがございます。
森の時計が木こりの休憩と呼ぶシリーズは木こりがお仕事以外のからくりアニメーションで動く時計です。
主にビール乾杯のモデルです。
木こりのお仕事とは、南ドイツの伝統的な仕事風景として、まき割り、のこぎり仕事、などお仕事に関するモデルのことです。
その他、動物が回るモデルや、小さなミニチュア人形がくるくる回転するモデルなどシリーズに分けてご紹介しております。
機械式時計8日巻きモデルなどにはより複雑なからくりアニメーションのモデルもございます。オルゴール付のモデルは高級ではありますが、その価値も高く、永遠の思い出に残る時計になるかと思います。
ぜひ山小屋のデザインと共にお見比べ下さいませ。
ステップ5: 夜間鳴り止め方式の違い
森の時計で扱う鳩時計は一部のモデルを除き、ほとんどのモデルに夜間のなり止めがついております。
電池式鳩時計は手動の他に、自動なり止め(光センサーによる)機能がついており毎日自動的に暗い部屋では鳴らない仕組みになっています。
機械式時計には向かって左側の側面や、下部にレバーがあり、上下に動かすことでオンオフできる仕組みになっています。
昔の鳩時計は鳴り止めが無いモデルなどもございましたが、やはり鳴り止めは重要な部品かと思います。
ステップ6: ご予算による選び方
鳩時計はご予算に応じて様々なモデルがございます。1万円台のモデルから30万円を超えるようなモデルまで。
電池式鳩時計の場合、外観の大きさ、デザインの細かさ、からくりユニットの数などにより価格が異なります。
2万円程から7万円までの間に数十台の時計がお選び頂けるかと思います。
機械式時計の場合も同様ですが、特にオルゴールによって値段が大きく異なります。
オルゴールの無いモデルは、クォーツ式鳩時計とさほど価格は変わりません。
オルゴール付となるとスイスの高級オルゴールが内蔵されるため、クォーツ式鳩時計に比べて3万円ほどお値段が高くなるのがお分かりになられるかと思います。
色々とご検討頂き、最終的にご予算とデザインのバランスが良いモデルを見つけて頂けましたら幸いです。
最後は第一印象やインスピレーションを大切にしてください
森の時計の本社ギャラリーでは常時70点以上の鳩時計が展示されております。
たくさんありすぎて選べないお客様も時間をかけて見比べながら最後に一台お選び頂いております。
多くの場合、実は一番最初に目についた時計を最終的に選ばれるお客様が多いのです。
アートを楽しむための時計ですので、最初のインスピレーションは大切です。
鳩時計のような楽しいインテリアはそんな選び方が正しいと思います。
森の時計にご来店頂き、鳩時計探しを楽しんで頂ければ幸いです。
ご家族の大切な時間を刻む時計を心ゆくまでお探し頂けましたら幸いです。
もし鳩時計選びに困ってしまいましたら、お気軽に森の時計までご連絡くださいませ。
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