「鳩時計の音」
「鳩時計の音」
ご質問が多い、鳩時計の独特な音についてご説明致します
機械式鳩時計(手巻き式時計)とクォーツ式鳩時計では音が異なります
機械式鳩時計はフイゴと呼ばれる装置が本体内部に組み込まれた2つの笛を交互に鳴らすことにより
カッコーの声を疑似的に作りだす仕組みです
フイゴ部品、高音と低音でカッコーの声を作ります
機械式鳩時計はよくテレビなどで聴く音はこちらの機械式時計の音が多いかと思います
クォーツ式鳩時計の場合は本物のカッコーからサンプリングした鳴声を再生致します
涼しげで清涼感のある鳴声はこちらのmp3ファイルをご試聴下さい
(パソコンのボリュームに注意ください)
メロディーが内蔵されたモデルではカッコーが鳴き終えた後、音楽が再生されます
機械式時計はオルゴール音、クォーツ式時計は和音メロディーが内蔵されており
からくりの人形や水車と共に動き出す仕組みです
オルゴール
スイス製 オルゴールユニット
鳩時計協会の会長から聞いたお話では、鳩時計の研究者達は当初ニワトリの鳴声を再現しようと考えていたそうです
時計としてより安定的に動作させるためには複雑なニワトリの鳴声ではなく、
よりシンプルに再現できるカッコーの鳴声へと設計を変更したとのことでした
日本では鳩時計と呼ばれますが、全世界的にはカッコー時計(クク時計)が正式な名称でございます
音は違えど、いずれの時計もカッコーの鳴声であることがお分かり頂けたかと思います
ドイツでは森の中でカッコーの鳴声が聞こえたら、小銭入れをじゃらじゃら鳴らすと金運が上がる言い伝えがあるそうですよ!
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